新宮市議会 2015-09-01
09月01日-01号
△日程4 諸報告
○議長(榎本鉄也君) 日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は文書報告として、
例月出納検査の結果について報告1件であります。 御了承願います。
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△日程5 市報告
○議長(榎本鉄也君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、
公設市場経過報告及び新宮港経過報告の2件であります。 御了承願います。
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△日程6 議案第51号 新宮市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程6、議案第51号、新宮市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) (登壇) ただいま議題となりました議案第51号、新宮市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例については、議会運営における
常任委員会、
議会運営委員会、
特別委員会において、公聴会の開催、参考人の招致を行った際、招致された者に対して実費弁償を支給できる旨規定しておりましたが、今回の一部改正については、
地方自治法の規定に合わせ、本会議においても、公聴会等の開催をした際に招致された者に対して実費弁償を支給できる旨、追加するものでございます。 2ページをお願いします。 条例第2条実費弁償の第3号及び第4号を改正するものです。 本会議における参考人の招致及び公聴会の開催については、
地方自治法第115条の2で規定されており、また、第109条第5項においては、
常任委員会等については本会議における参考人の招致等を定めた第115条の2を準用する旨規定されています。これらの規定にあわせ、第2条第3号及び第4号の条文の整備を行うものでございます。 附則としまして、この条例は、公布の日から施行する旨規定しております。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) 1点だけなんですけども、これは最近、
地方自治法が改正されたというわけではなくて、新宮市としてちょっと違う状態になってたのを、今、本会議でも実費弁償を払えるように合わせるということでいいんですか。
○議長(榎本鉄也君) 小西課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) いえ、
地方自治法が改正されたことに伴って改正するものです。
◆2番(並河哲次君) わかりました。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第51号は
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号は原案のとおり可決いたしました。
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△日程7 議案第52号 新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程7、議案第52号、新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) (登壇) ただいま議題となりました議案第52号、新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法、
マイナンバー法と呼ばれている法律の施行に伴い、新宮市
個人情報保護条例の改正を行うもので、施行日の関係から2条に分けて改正を行うものです。 議案書の2ページをお願いいたします。 第1条による一部改正ですが、まず、第2条定義に第5号として
特定個人情報を加えます。この
特定個人情報とは、10月から全国民に配布される12桁の個人番号を内容に含む個人情報のことでございます。 次に、第8条では、個人情報の利用・提供の制限から
特定個人情報について除く旨の規定を行い、次の第8条の2及び第8条の3で、
特定個人情報の利用の制限及び提供の制限を新たに規定します。 3ページをお願いします。 第8条の2では、
特定個人情報の利用の制限について規定します。第1項では、
特定個人情報は、収集した目的以外の目的のために使用してはならない旨規定し、第2項においては、第1項の規定にかかわらず、個人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意があり、または本人の同意を得ることが困難であるときは、
目的外利用できる旨を規定します。 第8条の3では、
特定個人情報については、番号法第19条各号に該当する場合のみ提供できる旨規定します。番号法第19条の一例としては、
個人番号関係事務の処理に必要な限度で提供を行う場合や、生命、身体、財産の保護のために必要のある場合などがあります。 次の第36条の改正につきましては、個人情報の
利用停止等の請求の規定に、新たに
特定個人情報に関する規定を追加するものでございます。 4ページをお願いします。 第45条の他の法令等との調整の規定においては、第4項として、
特定個人情報の開示については、前項の規定は適用しない旨の規定を追加するもので、個人情報については、他の法令等による開示が認められている場合は、そちらを優先し、
個人情報保護条例による開示請求を認めていませんが、
特定個人情報についてはこの規定を適用せず、
個人情報保護条例でも開示請求を認めるというものでございます。 続いて、5ページをお願いいたします。 第2条の改正ですが、こちらは
情報提供等記録に関する改正でございます。 この
情報提供等記録というのは、国が管理する
情報提供ネットワークシステムを利用して、国、県、市等の団体間で
特定個人情報のやりとりを行う場合に自動的に記録される情報で、
情報照会者や提供者、またやりとりされた
特定個人情報の項目等に関する個人情報のことをいいます。 まず、第2条では、
情報提供等記録の定義を追加します。 次に、第8条の2第2項では、
情報提供等記録を除く旨の規定を追加します。第8条の2第2項は、
特定個人情報の
目的外利用のできる場合を定めておりますが、この規定から
情報提供等記録を除く旨を規定し、
情報提供等記録については、
目的外利用ができないものとしています。 次の第25条は、開示請求に係る事案の移送から
情報提供等記録を除く旨を規定し、
情報提供等記録については、開示の決定に際して実施機関、いわゆる市長と議会の間や
教育委員会との間で、事案を移して処理することを認めない旨を規定します。これは、
情報提供等記録については、公文書に記載されるケースが決められており、他の実施機関に移送して開示決定をすべき場合が想定されないため、事案の移送を認めないというものでございます。 6ページをお願いします。 第33条に第5項を加える改正については、
情報提供等記録は、情報の照会者、提供者及び
情報提供ネットワークシステムを管理する総務大臣において記録・保管されるものであることから、訂正した際に必要と認める場合は、訂正請求者に加えて通知を行うものとしています。 次の第35条の改正については、先ほど説明しました第25条の改正と同じく、
情報提供等記録については、訂正請求の決定に当たって事案の移送を認めない旨規定します。 第36条の2では、
情報提供等記録については前条の規定は適用しない旨を規定し、第36条の個人情報の
利用停止等請求については適用しない旨の規定を追加し、
情報提供等記録については、
利用停止等の請求を認めないこととします。 7ページをお願いします。 第45条の改正につきましては、第36条の2の追加に伴い条文の表記方法を改めるものでございます。 最後に附則といたしまして、この条例は平成27年10月5日から施行し、ただし、第1条の改正規定のうち一部については平成28年1月1日から、また、第2条の改正については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の附則第1条第5号に掲げる日から施行するというものでございます。 これは、個人番号の通知の始まる本年10月5日からは、個人番号の提供に関係する部分、また、平成28年1月1日からは個人番号の利用が始まるため、個人番号の利用に関する部分を施行するというものでございます。また、第2条の改正規定の施行日である、番号法附則第1条第5号については、国の
情報提供ネットワークシステムの稼働日となり、今回追加する
情報提供等記録に関する部分は、この日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 3番、杉原議員。
◆3番(杉原弘規君) これはマイナンバー制度だということなんですが、これにもいろいろ問題点もあろうかと思うんですが、ここでこの管理体制がどの程度徹底されるのかということがちょっと気になるわけですが、そういう点はいかがでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 宇井
情報管理課長。
◎
情報管理課長(宇井淳君) 国においてもいろいろ安心安全な対策ということはとられてまして、制度面における保護措置として、番号法の規定によるもののうち
特定個人情報の収集、保護、
特定個人情報ファイルの作成の禁止とか、システム面においていろいろなことが国のほうとして打ち出されてますが、市としましては、今、情報流出とかの年金機構とかで問題になってますところの問題は、住基システムとか税を扱うシステムを基幹系というんですけれども、それと情報系、インターネットとかメールとかを完全に独立させてまして、そういう面から個人情報の流出は防げる体制は構築されてます。
◆3番(杉原弘規君) これは質疑ですから、私、このマイナンバー制度についてはいろいろ疑問を思ってます。それで、また一般質問で取り上げてやろうかと思ってますので、そのときにまた詳しく質問もしたいと思います。 以上。
○議長(榎本鉄也君) 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) 1点だけなんですけども、3ページの
特定個人情報の利用の制限というところの第8条の2第2項のところで、一応、「目的以外の目的のために、
特定個人情報を利用することができる。」というところがあるんですけども、同意があったり、同意を得ることが困難である場合に。もしかしたら、今の説明の中で言っていただいてたかもしれないんですけど、この目的以外の目的というのは、具体的にどういう状況が想定されるのかというのを教えていただきたいんですけども。
○議長(榎本鉄也君)
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) 個人情報というのはいろんな情報があるんですけども、例えば、想定してるのは、生命とかにかかわるとき、その目的以外の目的も考えられるということでしてるかと思うんです。
◆2番(並河哲次君) 例えば、どういう、災害が起こったときに……。
◎総務課長(
小西儉弥君) 例えば、その人の住所とかのことを指すんだと思うんですけども。 いろんな情報がある中で、緊急を要する部分で目的とは違うことを求められたときにという規定だと思うんですけども。
◆2番(並河哲次君) ちょっとまだわかりにくいんですけども、ここで書いてあるそもそもの目的というのは何で、それ以外の目的というところの、ここに生命とかは書いてあるので、もっとより具体的な状況、イメージされる、実際にこういう場合というものがわかればお願いします。
○議長(榎本鉄也君) 上路総務部長、答弁願います。
◎総務部長(上路拓司君)
個人情報保護条例でいう目的外使用で一番端的な例は、例えば、事故でその方の意識がないということで、本人の同意は得られないけども、本人の住所であったりとか、生年月日であったりとかを確認する必要があるときに問い合わせたり、あるいは御本人の持ち物を調べさせていただいて、例えば免許証を見せていただくとか、そういうことが
個人情報保護条例でいう目的外使用で、なおかつ、本人の生命、身体に危険の及ぶ場合があるとか、そういうことだと思います。 番号法のほうの場合も、基本的には社会保障なり税なりに使うことが大前提ですけども、そういう個人の生命、財産に危険が及ぶ場合には、その目的外でその情報を活用することがあるということだと思います。ただ、
情報提供等記録の場合にはそういうことは想定されておりませんので、そういうことについては除外されていると思います。
◆2番(並河哲次君) ありがとうございます。 ここで定めてるのは、そういう目的以外のときにマイナンバーを使いますよ、例えばそういう事故のケースにおいてはマイナンバーの情報とかを出しますよということでいいんですか。
◎総務課長(
小西儉弥君) そのとおりでございます。
◆2番(並河哲次君) 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程8 議案第53号 新宮市
職員退職手当支給条例及び新宮市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 続いて、日程8、議案第53号、新宮市
職員退職手当支給条例及び新宮市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) (登壇) ただいま議題となりました議案第53号、新宮市
職員退職手当支給条例及び新宮市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が、本年10月1日から施行され、共済年金が厚生年金に統一されることに伴い、地方公務員等共済組合法の規定が削除され、同様の内容を定める厚生年金保険法に参照条文を改める必要があるため、新宮市
職員退職手当支給条例及び新宮市職員の再任用に関する条例の一部を改正するというものでございます。 2ページをお願いいたします。 第1条は、新宮市
職員退職手当支給条例中第3条の自己の都合による退職等の場合の退職手当の基本額について定めた規定において、地方公務員等共済組合法第84条第2項を厚生年金保険法第47条第2項に改めるものでございます。 続いて、3ページをお願いします。 第2条は、新宮市職員の再任用に関する条例中附則第2条の任期の末日に関する特例について定めた規定において、地方公務員等共済組合法附則第18条の2第1項第1号を厚生年金保険法附則第7条の3第1項第4号に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成27年10月1日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 3番、杉原議員。
◆3番(杉原弘規君) これは共済から厚生年金に変わるということで理解したらよろしいんですね。
○議長(榎本鉄也君)
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) そのとおりでございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程9 議案第54号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程9、議案第54号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第54号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)通称
マイナンバー法が、平成27年10月5日から一部施行されることに伴い、新宮市手数料条例の一部に所要の改正を行うというものでございます。 2ページをお願いいたします。 変更の内容につきましては、第1条では、別表第1(第2条関係)中、第9号、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)第7条第1項に規定する通知カードの再交付、1通につき500円の項目を追加し、第10号以降の番号を一つずつ繰り下げるというものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2条では、別表第1(第2条関係)中、第8号、住民基本台帳カードの交付、1件につき500円を廃止し、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第7項に規定する個人番号カードの再交付、1件につき800円に改正するものでございます。第9号につきましては、平成25年法律第27号を省略語に置きかえるというものでございます。 附則といたしまして、この条例中、第1条の規定は平成27年10月5日から、第2条の規定は平成28年1月1日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 7番、福田議員。
◆7番(福田讓君) 10月から始まる個人情報の、なかなか難しいんで、これは教育民生委員会でやっていただけるんですが、総務建設委員会のほうではできないんでお聞きします。 通知カードと番号カードというのは二つになってるんですが、ちょっとわかりやすく御説明をお願いしたいんですが。
○議長(榎本鉄也君) 赤坂課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) このたびの個人番号カード、通知カードのお話でございますが、まず、各カードの初回の交付手数料は国が費用を負担することになっておりますので、無料でございます。10月5日からスタートしますのは通知カードのほうでございまして、これは紙のカードで、基本的には12桁のマイナンバーが載ったものが、簡易書留にて、住民票を置いてある皆様のお手元に配付、配達されるということになっております。 その中には、個人番号カードの申請のための申請書と返信用封筒などが入ってございまして、個人番号カードはプラスチック製でございまして、ICチップが埋め込まれております。平成28年1月1日以降におきましては、希望された方につきましては、返信用封筒に入れていただいて、写真を張って申請していただけましたら、平成28年1月1日以降、順次交付はがきというものを市役所のほうから送らせていただきますので、その通知票と本人の確認ができるような書類、例えば運転免許証ですね、そういったものをお持ちになって交付手続に来ていただいて、そのときには本人を確認したり、そして暗証番号を設定の作業がございますが、それを行った後に本人にその個人番号カードを通知するというものでございます。 以上です。
◆7番(福田讓君) 大体わかってきたんですが、国からまず全日本国民に対して、あなたの番号は幾つですと来るんですね。その通知が来て、そして、そのカードを自分で取得したいという場合は市役所へ申請書を出すと、そうですね。それから、結局、顔写真ですとか暗証番号が要ると、それは持ち運びができると、そういうことでよろしいんですね。だから、別にカードを持ちたくなかったら持たなくてもいいし、カードを自分で取得したい方は市役所へ届けるということでよろしいんですね。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) 今、議員おっしゃっていただいた申請先なんですけれども、申請先は機構のほうへ申請します。機構といいますのは、地方公共団体情報システム機構という、略でJ-LISというんですけども、機構のほうへ申請することになって、もっと具体的に言いますと、機構が委託している業者のところへ実際は届くんですけども、そこから事務処理がなされて、番号そのものと、できた番号と、そして先ほどの個人番号カードがある程度できましたら新宮市役所のほうに送ってこられて、それでこちらから交付はがきについては個人の皆様にお送りさせていただいて、お越しいただくというような流れになってございます。 通知カード、先ほどの10月から始まります紙製の通知カードは皆様のお手元に着きますけれども、先ほど議員がおっしゃったように個人番号カード、いわゆるプラスチックの写真入りのカードを希望されない方はそのままになるということで、実際、交付を希望されて、実際個人番号カードを交付手続に来られた方については、その紙製の通知カードと引きかえに個人番号カードを交付するというような流れになってございます。
◆7番(福田讓君) 大体ちょっとわかりかけてきたんですけどね、今、課長おっしゃった御答弁で、何でも市役所へ来て手続すればできるんじゃなしに、一旦、その機構というんですか、そこへは市民の皆さんみずからが申請するということなんですね。私は初め、国から通知のカードが来て、紙ですね、それを自分でプラスチックのICチップが入った、名前と顔の入ったのを取得したい方は、またその機構に対してみずからが申請を出すと、そういう形。だから、市民にとって条例というのは、私らがわかるんじゃなしに、これから広報でやっぱりきちっと知っていただけなければ、大分こんがらがってくると思うので、そのあたり、ちょっと御説明をお願いします。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) おっしゃることはごもっともでございますので、うちの市民窓口課といたしましては、カードに関して、広報の8月号、9月号のほうにも掲載させていただいてますのと、あとホームページのほうへも
特定個人情報等、同じところにカードに関しての御案内をさせていただいてますし、随時更新していく所存でございます。
◆7番(福田讓君) そうしますと、再度質疑しますけど、何でもかんでも市役所じゃなしに、一旦、本人、市民の皆さん、みずからが機構へその書類を送るということですね。それから、来るということですね。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) そのとおりでございます。
◆7番(福田讓君) 了解しました。
○議長(榎本鉄也君) 1番、北村議員。
◆1番(北村奈七海君) これは再交付の際の手数料に対しての条例だと思うんですけど、これで2ページのほうだと、1件につき通知カードが500円で、4ページのほうだと個人番号カード800円というふうにあるんですけど、この300円の差額というのは、カードの材質か何かによる違いと理解していいんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 赤坂課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) そのとおりでございまして、今回、全国的に国のほうでのいろんな今の原価計算をしまして、そういった指標に基づいて和歌山県下でも統一させていただいております。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程10 議案第55号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程10、議案第55号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第55号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例(平成25年新宮市条例第21号)の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、平成25年9月議会において可決いただきました新宮市
国民健康保険税条例の一部改正中、「ただし、附則第20項の改正規定(「配当所得」を「利子所得、配当所得及び雑所得」に改める部分に限る。)」につきまして、地方税法等の改正に伴いまして、適用する施行期日を一部改正するというものでございます。 それでは、議案書裏面2ページの具体的内容について御説明いたします。改正後・改正前による新旧対照表を御参照お願いいたします。 改正附則第1条の施行期日でございますが、平成29年1月1日からの施行に引き続き、ただし書きによりまして、「附則第20項の改正規定は、平成28年1月1日から施行する。」を追加するものでございます。 附則といたしましては、この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程11 議案第56号 和歌山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体数の減少及び和歌山県
市町村総合事務組合規約の変更について
○議長(榎本鉄也君) 日程11、議案第56号、和歌山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体数の減少及び和歌山県
市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。
小西総務課長。
◎総務課長(
小西儉弥君) (登壇) ただいま議題となりました議案第56号、和歌山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体数の減少及び和歌山県
市町村総合事務組合規約の変更についてについて御説明申し上げます。 本議案は、那賀老人福祉施設組合が平成28年3月31日をもって解散することに伴い、和歌山県
市町村総合事務組合から脱退するため、
地方自治法第290条の規定に基づき規約の変更について議会の議決を求めるというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程12 議案第57号 平成27年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(榎本鉄也君) 日程12、議案第57号、平成27年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) (登壇) ただいま議題となりました議案第57号、平成27年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に6億5,708万4,000円を追加し、補正後の予算額を187億2,740万1,000円にするというものであります。 第2条では、地方債の追加及び変更は、第2表の地方債補正によるというものであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、12ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項5目財産管理費は、基金の積み立てを行うもので、前年度繰越金及び普通交付税額の確定に伴い、今後の起債償還財源としての減債基金と財源調整のための財政調整基金の積み立てを行うものであります。 なお、補正後の残高は、減債基金が16億3,300万円、財政調整基金が17億1,000万円であります。 6目企画費では、広角用地内へ道の駅整備についての検討を行うため、予備調査等を実施するものであります。 次に、18目諸費の説明欄1から22までの事業については、前年度に収入された国及び県補助金等の精算返還金であります。 次の14ページをお願いします。 4款衛生費2項1目清掃総務費の新宮市美化里親制度実施事業については、昨年度末に新宮市土建協同組合様から受けました寄附金を原資に、現在、美化活動に取り組んでいただいているボランティア団体への花苗等の消耗品を補正するものであります。 次の16ページをお願いします。 6款農林水産業費2項2目林業振興費の説明欄1森林整備地域活動支援交付金は、森林経営計画の作成に係る助成で、計画面積の増加等に伴う補正であります。 その下、2の熊野材の家づくり普及啓発事業補助金は、需要の拡大と地域経済の活性化を促すため、熊野材で建築した住宅の内覧会や完成見学会を開催するための助成で、今回、国の地方創生、上乗せ分追加事業として補正するものであります。 次に、18ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費は、現在JRにて管理している新宮駅構外トイレについて、JRでのトイレ整備後に無償譲渡を受けるもので、その譲渡後の維持管理に要する経費であります。 3目観光費、説明欄1の観光施設整備事業は、3月補正予算承認の平成27年度繰越事業で、市内主要観光施設への無料公衆無線LAN整備について、今回、県の地方創生関係補助も活用し、情報環境をさらに整え、観光サービス向上を図るものであります。 その下、2の紀の国トレイナート運営事業補助金では、紀勢本線において、駅舎や車両へのペイント、また、特別列車の運行などイベント開催への助成で、本市では、佐野駅及び新宮駅において行うものであります。 次の20ページをお願いします。 8款土木費1項1目土木総務費の各種団体等負担金の2件については、事業費割等の確定に伴う補正であります。 次の22ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費の各種団体等負担金3件についてですが、一つ目は、国道169号奥瀞道路、玉置口・九重間の開通式開催に係る負担金で、二つ目は、事業費割の確定に伴うもの、三つ目は、那智勝浦新宮道路の川関・市屋間の開通式及びプレイベント開催に係る負担金であります。 次の24ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費の各種団体等負担金は、事業費割の確定に伴う補正であります。 次に26ページをお願いします。 10款教育費2項1目学校管理費は、学校再編により廃校となった旧丹鶴小学校校舎の解体撤去を行うための設計委託料であります。 次に28ページをお願いします。 5項3目文化財保護費については、浮島の森の水質管理のために設置している水位計及び水中ポンプの老朽化に伴う更新等の補正であります。 次の30ページをお願いします。 13款災害復旧費については、先の7月16日から17日にかけて襲来した台風11号の豪雨等により発生した災害復旧であります。 まず、1項1目農地災害復旧費については、熊野川町平野地区及び大山地区の農地への流木撤去や、畦畔等の復旧費であります。 2目農業用施設災害復旧費では、農道神丸3号線用水路の堆積土砂除去等の復旧費であります。 3目林業施設災害復旧費は、林道ホイホイ坂線ほか5線において、法面保護や路肩盛り土、路面整正等に要する復旧費であります。 次の32ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう災害復旧費については、市道篠尾線ほか3線における路面及び法面の修繕、また、崩土・倒木の除去処分等による復旧費であります。 次の34ページをお願いします。 3項1目社会教育施設災害復旧費は、高田川の増水により浸水した第1自然プールの更衣室及びトイレ等の復旧費であります。 次に、36ページをお願いします。 4項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費については、河川の増水により浸水した温泉施設さつきの源泉ポンプや、瀞の郷トイレ及び田長の道の駅トイレの復旧費であります。 以上が、歳出であります。 次に、歳入についてですが、10ページをお願いします。 2歳入、9款地方交付税については、本年度の普通交付税額が確定したことによる補正で、確定額は51億6,597万円であります。 次に、13款国庫支出金及び14款県支出金については、交付金、補助金の名称、補助率等、その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 17款繰入金の減債基金繰入金ですが、当初予算においては、起債償還財源として基金の繰り入れを予定しましたが、先ほどの普通交付税額の確定により、財源対応が可能となりましたので、今回、減額補正を行うものであります。 18款繰越金については、本補正予算に必要な一般財源として、平成26年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 次に、20款の市債については、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が、歳入となります。 次に、前に戻っていただきまして、4ページをお願いします。 第2表地方債の補正でありますが、2件の追加と2件の変更で、起債の目的、限度額、借り入れや償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 審議中ですが、15分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時00分
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△再開 午前11時15分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 平成27年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)について質疑に入ります。 14番、田花議員。
◆14番(田花操君) 12ページの企画費の13ページにわたって、広角の道の駅の予備調査等業務の委託料が出て、こういったものが年度の途中で出てくるいうのは、何か市長、考えが変わったんかなと思って、施策の。本来ならこういう長期にわたるやつは当初でやっぱり審議を経ていくのが一般的かと思うけど、いずれにしろ、ようやく具体的な土地利用計画が出てきたなと歓迎はしてます。今まで私も、大概、道の駅が適当じゃないかと言ったら、8番の辻本議員も早くから道の駅への利用が一番最適じゃないんかということで。 それで、今までの説明の中では、一部は県の警察用地、一部は防災緑地として土地利用をしてきて、予算もつけて進んできておるというふうに思いますが、あそこの土地の所管は市の中でも都市建設課かなと思ったら、今度は企画調整課で予算をとってやろうとしてる。一番心配するのは、道の駅いう性格のものをつくるに当たって、やっぱり国にやらせていくというのが今までの道の駅の形やったと思って。なぜその道の駅が、国が本来かかわる話かというのは、要するに道の駅いうのは全国津々浦々あるけど、それもいろんなタイプの道の駅があるんやろうと思うけど、道路の附帯施設、道路の一部いう位置づけなんやろ。だから、横をたまたま国道42号が通ってるから、やっぱり国に42号の道路附帯施設としてやらせていくべきやと。過去に那智の道の駅も当然そういう形でやられた。紀南河川国道事務所がかかわって。うちもやっぱりかかわらせて国にやらせていくべきやというふうに思う。道の駅いう施設は、結構ぎょうさんできてきたんで、この42号沿いに。太地町もつくるいうて言いやるわの、平成29年。よっぽどしっかりした道の駅にせんと、どうかなと。相当特徴を持たせた道の駅にせんと、負けるんじゃないんかなと心配。 この予備設計業務を今回出してきたけど、これは市長得意なプロポーザルでまた入札するんかな。
○議長(榎本鉄也君) 新谷
企画調整課長。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 契約方法につきましては、予算を認めていただいた後、この道の駅の性格等を精査しながら適正な方法で検討したいとも考えております。
◆14番(田花操君) そうしたら、まだ入札方法が決まってないということ。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 現状では決まってございません。
◆14番(田花操君) この予備設計した後は、そしたら今度はどんなことするの。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 今年度につきましては、今、議員御指摘のとおり、国交省との一体型ということを市としては前提として考えてございます。そういった中で、国交省のほうも担っていただく部分の予備調査を今年度やっていただけるということも聞いてございますので、今年度の調査結果を見きわめながら、また双方で、来年度以降順調にいけば、協議の上、決めていくことになろうかと思います。
◆14番(田花操君) こんな小さな予備設計のお金をうちが取らんでも、国でやってくれるんじゃないかなと思う。国でなるたけやってもらうようにいったほうが市としても得やし。ほいで、国が造成した後、うちが活性化施設とかいろんなものを、そこへ便益施設とかをつけていくというのが本来のあり方やろうと思って。だから、ぜひ国にこんなところからかかわらせていったら、うちはすること要らんのじゃないかな。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 御指摘のとおり、国はいろんな形で予算面のことも含めて要望してございます。そういった中で、道の駅の一体型の整備をする上で、どうしても地域連携部分ということが市町村のほうで担わなければいけない機能になってございます。そういったところで、今回の予備調査につきましては、この地域連携部分につきまして市町村で調査を実施するということでございます。あと、休憩機能でありますとか、情報発信機能その他全体の部分につきましては、国交省のほうがまた予備調査等で実施していただくということになってございます。
◆14番(田花操君) 要するに、活性化施設やな。だから、それらをどういうものをうちとしてやっていくかということはうちがやらんとあかんと。ぜひ市の拠点になり得るような施設をあそこへやはり計画していくべきやろと思うし、ぜひ国の支援を十分もらって、いつごろをめどにしたある。太地町なんかは、はっきり平成29年にオープンするいうて具体的に言いやる。うちはいつをめどにしたあるんか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 今の段階では、国のほうから、その一体型の整備の方向性につきましても明確な了解はいただいてございません。そんな中で、双方で調査をやりませんかということで今回御提案もいただいた中で、非常にいい機会だということで、時期はこういった補正になりましたけども、計上させていただいた経過がございます。ただ、今後の明確な整備スケジュールにつきましては、双方の協議の進捗、また、国交省との関連もございますので、今、市として明確な時期は持ち合わせてございません。今後の協議になろうかと思います。
◆14番(田花操君) これ、そういった曖昧な答弁やけど、上へ、上物でいろんな交流施設をつくるいうたら、これもまた10億円、億のかかるお金や。別にそんなに簡単に事業計画全体のあれを持たんと、つい国とそんな曖昧な話で国がついてこんのではないか。市長、これは財政シミュレーションいうか、そういったものには当然位置づけられていくんやろうね。
○議長(榎本鉄也君) 向井企画政策部長。
◎企画政策部長(向井雅男君) 御存じかと思いますが、広角用地については、昨年度、国から正式に土地の引き渡しを受けております。その中で、現在、整理ができてないのが、国との用地であります。その中で、利活用しにくいという今、市の状況がございますので、そういった中で国といろいろ協議を以前から進めておりますけれども、その中で新宮市としては今の防災緑地として置いている中で、将来構想として道の駅を持った中で国交省と協議をさせていただいておりました。 そんな中で、今回、用地の整理をさせていただく中で、将来構想で思ってる道の駅については、国の用地の部分も活用させていただける、また、防災機能もそういった中で国の支援も受けることができる、あるいはまた、そういった綿々のいろんな中で、有効な土地の利用、活用ができる中で、今回、
企画調整課長のほうから答弁あったとおり、国交省のほうからそういったものも含めて、用地の整理、あるいは道の駅の規模等々のそういった調査を一緒にやりませんかということがございました。 今、議員御指摘の点で、不明な点については、これらの調査を終える中で進んでいくものというふうに思ってございます。道の駅の整備については、国のほうもかなり現在積極的でありまして、そういった協議の中で、市としてもどういった今の広角の用地の利活用がしやすいのか、できるのか、そして、どういった規模で道の駅としての大きさになるのか、その中で道の要件として必ず市がしなければならない地域振興部分をどれぐらいの規模にするのか、そういったものも含めて、今回の調査費でお願いをしたいというふうに思ってございます。 このことについてはこれからでございますので、議会のほうと相談させていただきながら本事業の進め方も御指導いただきたいというふうに思ってございます。
◆14番(田花操君) 議会のほうへ相談する前に、しっかりした当局として考え方をまとめていくべきやし、年度も決まってない、事業費もどの程度見込んでいくんかも決まってない中で、余りにも少しちょっと乱暴な感じもする。ただ、やっぱりあそこの埋立地はもう埋め立てて10年余る。だから、早く具体的な土地利用をして利活用していかんともったいない。ぜひ議会からも、皆さん、道の駅が一つは最適地と言ってきた経過もあるし、そういったことを十分踏まえて進めて、取り組んでいっていただきたい。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 8番、辻本議員。
◆8番(辻本宏君) 土木費22、23ページのところで、一般国道42号那智勝浦・新宮道路建設促進協議会負担金100万円という金額が上がってるんですけれども、これはありがたいことに、大変うれしいんですけど、那智勝浦町からあそこの下里、太地町、市屋まで抜ける今回開通する道路のイベントだというふうに小谷財政課長が言われてました。イベントのための負担金だというふうに言われてましたけど、時期的にどうかなという疑問が出たもんですから、私の思いが出たもんですから質疑させてもらうんですけど。というのは、9月20日でしょう、オープンは、この月の。違うんですか、これ開通。10月でしたか、もっと先でしたか。
○議長(榎本鉄也君) 田坂
都市建設課長。
◎
都市建設課長(田坂豊君) 那智勝浦新宮道路のプレイベントはこの日曜日、9月6日に予定しています。開通式は、9月13日に予定しております。
◆8番(辻本宏君) もっと早いんですね。これ、今回9月議会でその間際になってこういうふうに補正予算上げてきてるんですけど、もうちょっと早く処置すべきじゃないですか。6月とか。もうできるということはわかってるんですから。 それともう一つ、私もこの建設協議会にかかわったことがあるんですけど、ここの建設協議会というのは新宮市、那智勝浦町、各自治体が持ち出し合って、持ち寄って財源つくってますよね。これが、年々の負担金って同じなんでしょうけど、非常に繰越金が多いんですよ。この団体自体がどういうふうな事業をしてるかというのは、うっすらぼんやりとわかるんですけど、余り活動されてるのか、されてないのか、繰越金が結構多い団体ですよね。それになおさらまた100万円、そらイベントするというのはわかるんですよ。一見してみれば、それで間に合うんじゃないかというふうなぐらいの繰越金というか剰余金があるんじゃないかなと思うんですけど、その点どうですか。
◎
都市建設課長(田坂豊君) 毎年、那智勝浦町、新宮市、太地町等々で、促進協議会で会費を出し合いながら運動しております。ただ、正確な数字はちょっとお持ちしていないんですけど、平成26年度において、この国体までの開通をということで、要望回数がちょっと例年より多くいっている現状でございます。その中で、残金は残り少なく見ることで、今回のプレイベント等々の費用をまた再度3市町で負担するということに決定しました。
◆8番(辻本宏君) わかりました。
○議長(榎本鉄也君) 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) まず、13ページの減債基金と財政調整基金の積立金に関してなんですけども、これは本当に積み立てるにこしたことはないと思うんですけども、例えば具体的に庁舎のほうの財源が増額によって、庁舎の基金を後々の借金の返済に充てていくというところが、先の建設費になるというところで、ちょっと減債か財政調整かどっちかを予定よりも崩しますというふうに庁舎の増額の際に御説明があったと思うんですけども、そのあたり金額、具体的にこれに関して、こう使っていこうと想定してますというようなことはあるんでしょうか、この積立金を。
○議長(榎本鉄也君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) 今回の補正につきましては、平成26年度の決算による繰越金の確定等に伴う原資となっての積み立てということになるんですけども、今、議員おっしゃっていただいているように、今回の減債基金積立金をどの事業に充てていくかという具体的なところまでは決まっておりませんで、今後の起債の償還財源、あらゆる事業の起債事業に対する償還財源として使っていくというところでございます。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 それから次の、先ほど田花議員も指摘されていた広角道の駅の予備調査等業務に関してなんですけども、僕、新聞で見たときには、国のほうから調査の申し出があったというふうに見たんですけども、具体的には、今のお話だと、結構、市のほうからというような感じも受けたんですけど、どちらが、言うたら新宮市が進めようとしているのか、国が進めようとしているのか、もちろん一緒にやるということはあると思うんですけども、どちらが主となって進めようとしているんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 向井企画政策部長。
◎企画政策部長(向井雅男君) 先ほども少し申し上げましたけれども、広角の用地については、国との用地が混在してるということは御存じだと思います。平成26年度に引き渡しを受けた上で、警察の用地として約4分の1ほど売却をしたところですが、将来として道の駅構想を持っている中で、そういった国の用地の整理も含めて、国交省とは国の用地の引き渡しも含めながらいろいろ協議をさせていただいております。うちの新宮市の道の駅構想を知っている中で、いろいろすさみ町の道の駅であったり、太地町の道の駅であったり、そういった道の駅の積極的な事業展開とか出る中で今回の用地の整理も含めた中で、どういった形で新宮市が一番使いやすい土地の整理ができるのか等々も含めながら、そういった協議の上で今回の調査をしてみようということに相なったものでして、どちらかというと両方とも積極的だというふうには僕のほうは感じております。
◆2番(並河哲次君) 両方とも積極的ということなんですけども、新宮市としても、もしこれ本当に進めていくんであれば、また、建設であったり維持管理であったりというところにお金がかかっていくと思うんで、ここ最近まで聞いている財政の状況とかも含めて、これも本当に今始めるんですかというような、ちょっと正直、感覚を持つところがあるんですけども。 市としてどのぐらい、今、道の駅って、もう既に全国で1,000カ所ぐらいあると思うんですけども、市としてどのぐらいの例えば財政出動というか、建設に関してであったり維持管理であったりというところを、今イメージとして持ってるんですか。というのは、イメージとして持たないままに、これをやっていくということは非常に、イメージとして持ってやるべきだと思うので、今どういうイメージを持っているんでしょうか。
◎企画政策部長(向井雅男君) 道の駅構想については、その整備が国交省との話の中でもう少し先になるのではないかなという個人的な印象は、協議の中で持ってました。ただ、民主党政権が終わった後、急展開する中で道の駅整備が積極的に進められている中で、こういった形で国交省からの声かけもあったのかなというふうには思っております。 その中で、単独で道の駅をつくるということは到底、財源的にも不可能であります。その中で、いかに国のほうからの支援をいただいて道の駅を整備するか。また、広角の道の駅については防災機能ということを高く打ち出しておりますし、そういった拠点、市としても最適な地点でありますので、防災という拠点も含めながら、道の駅の整備の中で国の支援を受けたいということも考えておりますので、これから調査をする中で、交通量等の関係なんかも調査しながら、道の駅の規模が決まってまいりますので、その中で新宮市がしなければならない地域振興部分をどれぐらいの規模にするのかというとこら辺から財源的なものが決まってまいりますし、その部分を農産物であれば農水省の補助金をいただくとか、そういった経過になりますので、今はこの調査を見守る中で、そういった具体的な金額になるかと思います。 始神の道の駅であったり、太地町であったり、すさみ町であったり、上富田町のくちくまのであったり、そういったところの財源的なものはつかんでおりますので、そういったことも含めまして、この調査が終わった時点で議会のほうにはある程度お話をさせていただきながら、そういった財源的な面も、財政と協議をしながらお示しはさせていただきたいというふうに思っております。
◆2番(並河哲次君) 詳しくお話しいただいてありがとうございます。 引き続き、このまま質疑させていただきたいんですけども、道の駅にしたいということを市のほうで持っているというお話はちょくちょく聞いていたんですけども、具体的に何かの計画に記載というのはこれまであったんですか。記憶がはっきりしないもので。
○議長(榎本鉄也君) 新谷課長。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 市のいろんな計画の中には具体的な明記はございません。
◆2番(並河哲次君) 記載はない。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) これまでも国との協議の中で、ここの利活用に当たっては、道の駅についての要望も収集してございますので、そういったことで道の駅の協議は、続いて利活用の中で道の駅ということは協議の一つとして上がってございました。
◆2番(並河哲次君) 市として、例えば今の文化複合施設の事業とかであれば、そういった総合計画に記載されている中で、力を入れて進んでいこうということで、今は推し進んでる状態だと思うんですけども、その市として今回の道の駅でも、それこそ今の財政が厳しい中でやっていきたいということで、以前から話はあったにしろ、そういう一切計画に記載されていない中で、ぱっと今やることにスタートするというのは、今までの市のやり方というところからすると、それが悪いとは思わないんですけども、ちょっと不思議に思うところがあるんですけども、今回のスタートというのは、これまでそういう計画に記載するというような動きはなかったということは、市としては今やるということは、さっき向井部長が答弁されたように、そこまですぐにやるということは想定してなかったということでいいんですか。
◎企画政策部長(向井雅男君) 何度も繰り返しになると思いますが、庁内でのそういった事業計画を将来構想として見る中で、3カ年事業の中では道の駅整備という形は上がってございました。そんな中で、少し整備については前倒しになっていくという状況が、今のそういった調査をする中では否めないのかなというふうには今のところ思っております。 ですから、今回の調査を受けて、これまでの土地の有効な活用がさらにできないのか、さらにそういった国の支援を受ける、どういった支援を受けることができるのか等々の面を国と一緒に協議をさせていただきながら、財政、市の単独分をどれぐらいの形で用意すればこういったものができ上がるのかということのために、今回の調査費を国と一緒に上げさせていただいたというところでありますので、何とぞ御理解をいただきたいというふうに思っております。
◆2番(並河哲次君) 3カ年には上がっていたということで、ちょっと理解できたんですけども、すみません、議会のほうは3カ年計画はちょっと見せていただいたことはないので、わからなかったもので。 今回、予備調査ということなんですけども、例えば、今どんどん高速道路が開通していって、延びてきててということもあって、今後、新宮市も全部、紀伊半島、高速道路が一周するんだろうなというのがイメージできるんですけども、そうなったときに、じゃ一般国道にある道の駅というのが果たしてどれほどの役割を果たすのかということが、多分これまで全国で高速道路が、最初に道の駅が国道沿いにできて、でも高速道路ができたという地域ではすごくよくある話だと思うんですけども、今、新宮市のほうも、少し年月は変わるかもしれないですけども、1周するだろうというところが見込まれている中で、今、道の駅を国道沿いにつくるということなんですけども、この予備調査というのはそのあたりも含めた、例えば今後高速道路が通ったときにはどのぐらいの落ち込みがあるのかなども含めた中での、要するにやるかやらないかというところも含めて、やるということを決定してこの予備調査をするのか、それとも調査の結果、長期的に見てメリットは少ないというふうになった場合には、やらないという判断もあり得るのか、どういうレベルでの予備調査なんでしょうか。
◎企画政策部長(向井雅男君) 今回の調査費の中には、高速道路の部分は入っておりません。ただ、国交省と協議する中で、河口大橋との先線の関係、那智勝浦新宮道路との接点の関係ですね、その中に道の駅を整備する中で、そういった進入、あるいは道路の位置については、要望をしていく必要はあるであろうというふうには思っております。ですから、そういったことも同じ道路、所管が道路関係になりますので、そういったことも議論しながら要望しつつ、この調査の協議をしていきたいというふうに思っております。 先ほども言いましたけれども、調査費を上げていろんな協議をしていく中で、防災関連についてはどれぐらいの規模で国のほうが支援していただけるのか、道の駅でどれぐらい支援していただけるのか等々もあわせて、全てはこの調査の中で決まってくるものであろうというふうには思っております。
◆2番(並河哲次君) シンプルにもう1回質問し直すと、これはやることを前提にして進んでいくのか、調査も含めてやらないという、やる、やらないの判断もするというところなのか、どちらでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 田岡市長。
◎市長(
田岡実千年君) これ、先ほども答弁の中でありましたが、以前から道の駅構想というのはありました。そういう中で、今回、国土交通省のほうが自分ところの国の土地に道の駅をつくってくださる、駐車場とトイレを国のほうでつくってくださるということを御提案というか、示していただけましたので、大変市にとってもありがたいことであります。資材置き場としてあの土地を利用するんではなくて、やはり道の駅として整備していただいたほうが、市にとって大変プラスでありますし、先ほど田花議員のほうから施設に10億円もかかるんじゃないかという御心配の意見もいただきましたが、とてもじゃないけど10億円もかけられるわけがありません。地域振興の施設としてはなるべく安い整備費で整備していきたいというふうに思っておりまして、やるという方向で調査をしていきたいというふうに考えております。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) この道の駅につきましては、平成20年にも市内の団体から道の駅の早期建設についての要望書も出されてございます。また、議会のほうにおきましても、平成20年9月議会において採択されているという経過もございます。そういった中で、先ほどちょっと計画云々の話があったんですけども、現総合計画の中の「観光客の受入態勢の充実」という項目中で、場所は明記してございませんが、観光交流施設、道の駅の整備ということも取り組みの一つとして掲載してございますので、その点について答弁させていただきます。
◆2番(並河哲次君) この道の駅、今、市全体を見たときに、道の駅で観光客の方とか、通る方にも使っていただきたいということだと思うんですけども、これらも複合施設の話のときにちょっと聞かせていただいたんですけども、今、立地適正化計画もつくって、いろんなものをコンパクトシティーとして集中させていこうと、例えば複合施設に関しては、そこを地域の人も使えば観光客も使う場所にしていこうという話があるわけですよね。なので、例えば、この道の駅という形で使ってもらうものを複合施設のほうに、市としてそういう考えを持ってるんであれば、複合施設とそれもくっつけちゃって、集約して、ちゃんとそこに、市長、よく集中と選択と言われてるんですけど、集中してやってしまうとか、そういったところのほうが分散、すみません、ちょっと意見になってしまうんで、あれなんですけど。 お聞きしたいのは、あと熊野川町の道の駅は、じゃ今後どうする、川舟センターとかも含めてどうするのかという話もそっちはそっちでまたあるわけですよね。なので、もう1回すみません、ここの質疑としてさせていただくと、この広角の道の駅というところと、ほかの集客、例えば、文化複合施設として集客したい場所、もしくは今、道の駅として実際にちょっと何か市として途中なのかなと思われるところとの関係、この広角の道の駅との関係をどういうふうに今考えられているんですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 文化複合施設を初め、今、市内でいろんな整備も進んでございます。そういった中で、道の駅につきましては、市が今目指している国交省との一体型ということになりますと、この道の駅を進めるに当たって、国交省のいろんな、先ほど部長も申し上げましたように道の駅を整備する中でこそのいろんな支援を、防災的なものであったりとか、そういう支援をいただける部分がございますので、道の駅としての整備として非常に有利なものを、この整備に当たって引き出していきたいという思いもございますので、ちょっと他の計画とは性格を異にするのかなという感をしております。
◆2番(並河哲次君) 支援があるからやるというところを一番上に持ってくることがあってはいけないと思うんですよね。もちろん、それは支援が受けられるということはよいことなのかもしれないですけども、市としてやっぱりそこは何をすべきなのかというところで、今やっていることと含めて、整合性を含めて考えていただきたいと思います。 それから、今、調査、実際に調査ということなんですけども、市としては今もうやる方向で調査されるということなので、今から質疑をさせていただくんですけども、今のところ国の支援をどれだけ受けられるのかというお話をされてるんですけども、例えば、こういう道の駅でも民間の企業とかに建てていただくなり、そういった公民連携のやり方ということを実際にやってみたりしてるところがあると思うんですけども、実際に新宮市のほうには以前、民間の会社のほうから広角の場所を使いたいというお話もあったと思うんですけども、そういった国の支援をどれだけいただいてできるかということだけじゃなくて、この調査の中で、市としてどれだけ財政的な負担を与えない状態でやれるかというところで、そういった民間との連携も含めた調査というのを、調査をやるんであれば、そこまで見据えてやるべきだと思いますが、そういったところはどういうふうな状況でしょうか。
◎企画政策部長(向井雅男君) 今回の調査費は、今、議員御指摘の点も踏まえて、あらゆる可能性を探るための調査だというふうに御理解いただきたいと思います。国との協議はさせていただきますが、有効活用の中でどういった利活用ができるのか。この土地については、前土地開発公社のほうから合併特例債を使った中で買い戻しをしてございますので、その辺の関係もございますから、土地利用については十分気をつけないといけませんし、今、議員御指摘のその民間活用の分も、そういった面も加味しながら、今回の調査費で財政的にどういったことになるのか、どういった有効活用ができるのか等々合わせて調査をさせていただきたいというふうに思っております。
◆2番(並河哲次君) 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 質疑中ですが、午後1時まで休憩をいたします。
△休憩 午前11時55分
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△再開 午後1時00分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) 12、13ページですね。先ほども並河議員、田花議員が道の駅を聞かれましたけど、その前に減債基金の積立金と財調の積立金を9月補正で積む理由を教えていただきたいですけど、通常は3月末やと思うんですけど、なぜ今回に限って例年と違うのか。
○議長(榎本鉄也君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) 議員おっしゃられますように、例年であれば年度末の3月補正で上げていくところでありますが、今回は9月補正で上げさせていただきました。その理由といたしましては、今回、繰越金、前年度の決算における繰越金の額の確定に伴いまして、ある一定の額が確保されてるということもありまして、その中でこの減債基金と財政調整基金について今回の補正で積み立てさせていただくわけですけども、これによりまして今後の財政計画においてより明確になっていくということもありますし、そういった点を含めて、これからの財政計画をより確かなものとしていくためにも、今回早期に補正として上げさせていただいたというところでございます。
◆12番(上田勝之君) 当該平成27年度の予備的経費として繰越予算を残しておいて、通常、平成28年3月、平成27年度末に通常こういった剰余金の処理をするものではないかなと思うんですけれども、なぜ今回なのかなというあたりが非常にわかりにくいかなという気がせんでもないんですが。 それはそれとして、続いて道の駅なんですけども、道の駅の調査項目というものを教えていただけますか。
○議長(榎本鉄也君) 新谷
企画調整課長。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) この道の駅につきましては、現在、広角用地が国との土地が混在している状況にあります。そういった中で、まずこの中で土地の整理ということが道の駅整備に当たっては必要かと思います。それと、あと道の駅の中の必須であります三つの機能の施設の配置計画、またもう一つは基本設計というところまで考えてございます。
◆12番(上田勝之君) だから、その調査内容というのはどういったようなものなんですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 今の三つのところを委託業務で考えてるわけなんですけども、そういった中で、道の駅としての土地が果たして成り立つのかどうかということも、可能性調査という中で含めて調査をするということで、調査業務ということで言葉を入れさせていただいております。
◆12番(上田勝之君) 例えば、交通量の調査であるとか、どういった、何を利用していただくんであろうかといったようなことを調査されるということですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 地域連携機能ということでは、今、議員御指摘のとおり、地域の特性を生かしたものを組み入れていくということが基本にあります。そういったことも含めて、当然交通量ということも基本にありますので、そこも含めて調査内容になってこようかと思います。
◆12番(上田勝之君) これは、国土交通省と一体となった調査ですか。一緒のところ。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 国土交通省につきましては、先ほども答弁しておりますように、一応、休憩機能、情報発信機能を中心として調査をしていただくわけですけども、また全体的な、今御指摘のあった交通量等につきましては、市のほうでということも私、答弁したんですけど、交通量等につきましては今後も協議が必要かと思いますけども、この辺につきましては国交省が担っていただけるのかなというふうに思ってございます。
◆12番(上田勝之君) よくわかりにくい調査ですね。国交省と新宮市が調査をすみ分けして行うということですか、それとも、国交省にお任せして、その分担金をお支払いするというようなイメージでいいんですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 調査につきましては、それぞれ別々にやるということになります。
◆12番(上田勝之君) 別々ですね。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) はい。ただ、国交省のほうにつきましても、今回それなりの調査をやっていただくというふうに聞いてございます。
◆12番(上田勝之君) 予備設計もされるということですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 基本設計も含めて考えてございます。
◆12番(上田勝之君) 基本設計まで。ということは、どういったものをつくるかというイメージはもう具体的にできておるということですね。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 現段階では、そのコンセプトを初め、盛り込む施設については国と協議中でございます。そういったところで、今明確にお答えできる部分はないんですけども、先ほどから言っておりますように、この土地を生かしたいろんな、防災という部分では一つの特徴になろうかと思います。ただ、具体的などういった機能を盛り込んでいくかというところにつきましては、まだ協議が調ってございませんので、その辺は差し控えさせていただきたいと思います。
◆12番(上田勝之君) ただ、予備設計をするんであれば、もう少し具体像を語っていただかんと。協議が決まってない中で予算額は決まってるわけですよね。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) この施設の今回の調査費でございますけども、近隣等の地域連携機能の面積でありますとか、そういった機能もちょっと参考にさせていただきながら、細かく詳細的な積み上げができているというのはちょっとまだ欠けていると思いますけども、ほぼ、近隣の状況も参考にさせていただきながら、これからまだ国交省と詰めていかなければならない部分が多いものですから、その辺、予算額にあって国にお願いする部分も出てこようかと思いますが、予算の範囲内で可能な調査をやりたいというふうに考えてございます。
◆12番(上田勝之君) 先ほど並河議員が聞かれていたんですけれども、いわゆる一般国道42号の那智勝浦新宮道路と新宮紀宝道路の間が未整備ですよね。未整備というかまだ事業着手になっていない。そこの間は当然ミッシングリンクの解消ということで将来的には当然結ばれる。先ほど向井部長は、そこが結ばれたとしても、取りつけ道路等をしっかりと国交省なりにお願いしていくような形で検討していきたいというお答えやったかと思うんですけど、例えば、本宮の道の駅、あるいはお隣の那智勝浦町の道の駅、いわゆる本線流入、本線ルートからどうしても外れてしまうようなケースというのは非常に将来的にどうなのかなと。よほど魅力ある施設にしていかないとその辺は大変厳しいのかなというふうに感じるんですけども、具体的にいわゆる高森の新宮のおり口のところと新宮紀宝道路の間を結ぶルート選定なんていうのはどういうふうに検討されやるか、そういうことはつかまれてますか。
○議長(榎本鉄也君) 垣本建設農林部長。
◎建設農林部長(垣本裕也君) 今、国交省のほうにはそういうふうな話は持ちかけているんですけども、国交省のほうとしてはまだ全然事業化されてないことですので、全く今のところは未定というふうな返答をいただいております。
◆12番(上田勝之君) 確かに道の駅の待望論といいますか要望というのは、当然市民の各界各層の中からもいろいろあったかと思うんです。ただ、尾鷲市なんかでも当然議論になって、やはりあそこの尾鷲の紀勢道とあるいは熊野尾鷲道路の間に道の駅を整備する際に賛否両論が出たんですね。当然、そこのルートから外れる場合やったら非常に採算性が厳しくなる、そういったことも考えられるわけですね。例えば、そういう採算面の調査なんていうのは行われる意思はありますか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 今回の設計の中では、そこまで詳細な部分は出てこないかと思ってます。
◆12番(上田勝之君) 先ほどからの質疑を聞いていますと、何ていうんですかね、道の駅を整備していくということがもう大前提にあるわけですよ。でも、採算性の面なんていうのは今回の調査では見込んでいない。つくっていくことは前提やけど採算性の面の調査は見込んでいない。いかがでしょうか、そういう面に関しては。
○議長(榎本鉄也君) 向井企画政策部長。
◎企画政策部長(向井雅男君) 今回、紀南河川国道事務所のほうと調査を同時にすることから、その辺の予算の配分については当然新宮市で契約するものですから、すみ分けはしていかないといけないと思います。ただ、支援を受けながら道の駅を整備する中では、いろんな調査を国のほうでやっていただくということも協議はしていきたいというふうに思ってますので、この基本調査の調査項目の中には、そういった事業展開ということも書いてますので、そういった調査も民であったり行政であったり、そういったことも踏まえながら調査もすることも加味されてますので、今、議員おっしゃってることなんかも、協議の中で国と協議しながら、その辺は流動的にお願いをしていきたいというふうに思っております。
◆12番(上田勝之君) ちなみに、今回の道の駅構想というか道の駅の調査業務、これは新宮市から主体となって発案したものなんか国交省から来たものなんか、どちらですか。
◎企画政策部長(向井雅男君) 何度も繰り返しになりますが、道の駅構想については新宮市としても……
◆12番(上田勝之君) 当然、以前からあったのはわかっております。
◎企画政策部長(向井雅男君) はい、持っておりました。その中で、今回急な展開で国交省からの呼びかけもあって、こういった調査をさせていただきたい。一番の広角の用地の難点は、土地の使い方が非常に今勝手が悪いと。その中で、防災緑地として今のまま置いておいていいのかということもあります。ただ、担当部としては道の駅整備については少しおくれた形、例えば今の特進プロジェクトが終わった感じの中で進むのかなという思いはありました。 ただ、国のほうでこういった急展開の中で、この調査の機会を逃すということは、先にその道の駅の展開ができるかどうかということもわかりませんし、今回のことでもし支援を多くいただけるのであれば、その土地の活用も市のほうでさせていただきますので、防災、そして国道42号のそういった観光客あるいは道路交通者の安全を確保する点からも、あの土地を有効に活用していきたいという思いがございますので、そういった面も含めまして、今回の調査の中で道の駅の規模、そういった国の用地の整理等々もあわせて、そういった展開をどういうふうにしていくかということもございますので、そういったことができた暁には、議会のほうにも御説明させていただいて、また御指導いただいて、今後の展開を考えていきたいというふうには思ってございます。
◆12番(上田勝之君) 今の向井部長のお答え、確かに広角用地の有効利用というのはやはり懸案でもありますし、道の駅の構想といいますか道の駅の実現というのは、市民の各界各層の中からも要望があることも、私も以前から要望があることは重々承知をしております。そういった中で、いろいろ検討をされる中で、先ほど向井部長お答えになられたように、特進プロジェクトが一段落した後、そちらを検討していくということであれば、まだ非常に話は見えやすいんですけど、本当に選択と集中の集中の部分ばかりで、本当に選んでるのかなという感じはありますんですが、そこら辺はまた聞かせていただきたいと思います。 続いて19ページ、JR新宮駅のトイレ、これは管理委託を受けるわけですか。
○議長(榎本鉄也君) 中前課長。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) いえ、施設の譲渡を受けまして新宮市で管理していくということです。
◆12番(上田勝之君) 施設の譲渡というとトイレ部分のみですか。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) 躯体はJRのままですが、壁とか床とか天井とか、あと便器とか、そういうのを譲渡を受けるということです。
◆12番(上田勝之君) そういう譲渡って受けれるんですか。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) 覚書の中でそういった譲渡の内容を書き込んでいきたいというふうに思ってます。
◆12番(上田勝之君) これは、どういった経緯でこういうふうになったんですか。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) 特急のとまる駅は、JRとしましては柵内のトイレについては整備していきますが、要するに外トイレについては廃止もしくは譲渡の方向ということでなってまして、現在、特急のとまる駅でJRが管理してるトイレは新宮駅のみということで、以前からそういった市のほうでお願いしたいという申し入れはございました。
◆12番(上田勝之君) 今、改修されてますよね。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) はい。国体までに仕上がるように今進めてもらってます。
◆12番(上田勝之君) 全然、話題はあれなんですけども、今までJRの駅舎の中にあるトイレなんで当然JRが管理をしてたんですけど、トイレットペーパーが有料やったわけですよ。これは今度は改善するんですか。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) 完成後、譲渡を受けた後は市のほうで補給していきたいと思ってます。
◆12番(上田勝之君) 歳入のほうへ戻らせていただいて、10ページ、11ページなんですけど、総務費国庫補助金で社会資本整備総合交付金、これ都市再構築と括弧書きでなってますが、いわゆる都市再構築戦略事業のうちの平成27年度分ということでよろしいんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) これにつきましては、歳出のほうでは旧丹鶴小学校の解体の設計委託料という形の中での一部財源ということでございまして、都市再構築戦略事業の中の平成27年度分としての財源ということでございます。
◆12番(上田勝之君) このいわゆる社会資本整備総合交付金は、丹鶴小学校の解体の設計分の費用ですか。
◎財政課長(小谷充君) 設計の一部財源ということでございます。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、地方債の補正にある学校教育施設整備事業というのとは違うんですか、丹鶴小学校は。
◎財政課長(小谷充君) その補助の残にこの過疎債を充てております。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、5年間でしたっけ、この都市再構築戦略事業というのは。5年間の中で本年度該当分がこの242万5,000円、もっとあるわけですか。
◎財政課長(小谷充君) 当初予算で計上しておりまして、そのほかでいきますと、今回、企画調整課のほうで取り組んでます立地適正化を初め、チャップマン邸の取得事業でありますとか旧蓬莱小学校の整備事業というような形の中へ今回の交付金を充てております。
◆12番(上田勝之君) 5年間で30億円で、本年度分がそういったいろいろ各種事業に充てていく分で、満額は交付されてる、新宮市から要望というか要求というんですかね、お願いした交付金の額を、要望した金額分の満額は獲得できてるわけですか。獲得と言ったら変ですかね、交付されてるわけですかね。
○議長(榎本鉄也君) 向井部長。
◎企画政策部長(向井雅男君) 今回、当初予算の時点、いわゆる平成27年度予算を組んだ時点、この春の時点では、国の予算の関係でおよそ7割程度だろうというふうに予測をされてました。そういったことを受けて、新宮市にとってはこの都市再構築戦略事業については最初に手を挙げさせていただいたということもございますので、国・県のほうに要望させていただいて、現時点、平成27年度については満額の交付をいただいてるということでございます。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、平成28年度、平成29年度、平成30年度とあと残り3カ年、5カ年だったらあるんだと思うんですけれども、そこはまだ不透明ということですか、100%交付されるかどうかということは。
◎企画政策部長(向井雅男君) 平成30年度までの計画については国交省に承認をいただいております。その中で、毎年度、毎年度行う事業について申請をしますので、その申請については満額いただけるように申請をさせていただく予定です。その中で、国の予算がどういった形になるのかはちょっとこちらでは今のところわかりかねますが、満額いただけるように市のほうとしては努力はしたいというふうに思っております。
◆12番(上田勝之君) もちろんそれはよくわかるんですよ、努力というのは。ただ、なぜこういうことをお尋ねするかというと、きのう、けさの新聞でしたかね、国の平成28年度の概算要求、100兆円を超えてというような概算要求、各省からの概算要求がありましたでしょう。それで、当然そこから物すごく膨らませていってるという、各省からいろんな、当然、地方再生や地方創生に関してどんと膨らんでるんですね。それが財務省によってこれから切り込んでいくというような状況になっていくわけですけど、果たして30億円、30億円交付されると言われてるけれども、獲得の見込みはないということなんやね。努力目標でということなんやね。
◎企画政策部長(向井雅男君) 当然、計画した事業については交付していただけるものというふうに思ってございますので、そのように努力してまいりたいというふうに思います。
◆12番(上田勝之君) もちろん努力していただくのはよくわかります。ただ、不確定要素は大きいということですね。
◎企画政策部長(向井雅男君) 今、議員の御指摘の言葉も、僕のほうはそのようには言えませんので……
◆12番(上田勝之君) もちろん答弁は結構です。そんなことは言えないと思いますんで。
◎企画政策部長(向井雅男君) 交付対象額の金額はいただけるように市のほうで頑張りたいと思います。
◆12番(上田勝之君) もちろん、それはその答弁かと思います。ただ、不確定なのは不確定やということです。 それと、もう1点、その下の減債基金の繰り入れを減額される。これはどういった理由から減債を、基金の繰り入れを減らされるんですか。
◎財政課長(小谷充君) 説明でもさせていただきましたとおり、今回、交付税の額の確定等がございまして、当初はこの減債基金を、当初予算では償還財源として繰り入れていたわけなんですけれども、今回交付税や、また前年度の繰越金が確定したことによりまして、減債基金のほうへも積み立てを行っていくということもあります。そういったことから、当初で予定していた繰り入れ6,000万円を今回で減額させていただくというところでございます。
◆12番(上田勝之君) この減債基金の繰り入れを減らすということは、早期に借金を減らしていくということは余り考えていないということですか。
◎財政課長(小谷充君) 今回のこの減額補正は、当初では減債基金を取り崩して当初の一般会計の予算のほうへ繰り入れていたというところでございます。今回の補正につきましては、先ほどから申し上げているとおり交付税等で財源が確保可能になったというところでありますので、当初で繰り入れを予定していた減債基金を今回はこれを取り除くといいますか、そういった形で減債基金のほうへ戻すというような形になっております。
○議長(榎本鉄也君) 16番、屋敷議員。
◆16番(屋敷満雄君) 26と27ページの旧丹鶴小学校解体事業設計業務委託料。この前の新聞を見て、何か武家屋敷の史跡が出てきたとかいうことがあるんですが、これによって大変貴重なものが出てくるんかどうかという調査があるのかどうかということはどうなんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 畑尻
文化振興課長。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) 旧丹鶴小学校グラウンドにおきまして埋蔵文化財の試掘調査を行いました。その結果、今、議員御紹介のあったとおり江戸時代の絵図と一致する部分が出てきたというところで、本格的な調査を実施しなければならないんではないかという状況に至っております。そういうことにつきまして、現在、県の
教育委員会と打ち合わせをしながら、その進めぐあいを考えているところでございます。
◆16番(屋敷満雄君) 大体、炭納屋やったか、あのときもかなりの時間がかかってるんやけども、こういうマニアの方も全国では奈良なんかでもそうなんやけど、いろんなことあって。これ、今写真でしか見てないんやけど、貴重な遺跡の可能性が大になってきた場合、これ結局一環やわな、武家屋敷の跡で。新宮市として、今後またお城の再興や再建やいう話に頑張ってるときに、これと関連してこの武家屋敷の再興、再建、そういうようなところまでまた出てくるんちゃうかなと今ちらっと思っとるねんけども、その辺についてはどうなんですかね。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) その辺も含めまして、どの程度の調査が必要なのかということについて、今まさに協議を行っているところでございます。
◆16番(屋敷満雄君) これ、早急に出さんと複合施設の問題が絡んでくるしね。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) そのとおりでございます。埋蔵文化財としての江戸時代の武家屋敷が実証されたという点で、文化財の貴重なものが発見されたということと同時に、文化複合施設のスケジュールにも影響が及ぶのではないかというところを非常に懸念しておりまして、その辺の関連性、どこまで調査をしなければならないかとかいった課題について今後協議を進めていくようにしております。
◆16番(屋敷満雄君) 市長に尋ねるが、市長、これ宝物が出てきてると思うんや、考えようによってはね。なかなかこういうことが、この地方で武家屋敷の跡というところは田辺市までしかないんかな、この辺やったら。そういうものが出てきてるんやから慎重にちょっと検討していただきたいんですけど、いかがですか。
○議長(榎本鉄也君) 田岡市長。
◎市長(
田岡実千年君) 今、所管課のほうも答弁いたしましたが、しっかりと調査して、また図面、また写真等でしっかりと残していかなければならないというふうには思っております。
◆16番(屋敷満雄君) 今、新宮市の行政で一番足りないところはスピード感やと思っておるんで、何とか早いこと対応して早急に結論を出してください。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 11番、濱田議員。
◆11番(濱田雅美君) 13ページの母子家庭自立支援給付金事業費の件なんですけれども、これは件数的には何件ぐらいの件数になるんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 教育民生委員会ですね、教育民生委員会の所轄なので。
◆11番(濱田雅美君) またお伺いすることにします。 そしたら、17ページの熊野材の家づくり普及啓発事業についてなんですけれども、これは予算が増加ということは件数も増加していると理解してよろしいですか。増加した件数というか増加の率を教えていただけたらありがたいんですけれども。
○議長(榎本鉄也君) 名古
農林水産課長。
◎
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) この事業につきましては、平成27年度新規でございます。
◆11番(濱田雅美君) じゃ、どのような事業ということで取り組まれるのでしょうか。
◎
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 議員が思われておりますのは、従来あります熊野材需要拡大事業の補助金ということですけれども、これにつきましては熊野材を使った木造住宅のよさをPRするための完成見学会と構造内覧会を実施するための費用の一部を助成するという内容のものでございます。
◆11番(濱田雅美君) では、今までにあった熊野材の普及というのよりも、これは完成の後の見学会のための予算ということでよろしいんですか。
◎
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 構造内覧会を実施する、あるいはその内覧会の宣伝、新聞等への掲載、その辺の費用に対する一部を助成するということでございます。
◆11番(濱田雅美君) ありがとうございます。 あと、19ページの観光施設整備事業のWi-Fi環境整備についてなんですけれども、これは今整備は、どのようなところにどういった整備をされてるんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 中前次長。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) これは、地方創生の先行型ということで、100万円、交付金を受けまして、市内にWi-Fiのポイントを整備する予定でありましたが、県も地方創生の事業を受けまして、フリーWi-Fi大作戦という補助制度を上げましたので、これは2分の1の補助率になってます。その繰り越しの100万円に県の助成分を加えまして、全体で240万円の整備費にさせていただいております。現在まだかかっておりませんけれども、一応、新宮駅、徐福公園、熊野川温泉さつき、小口自然の家、川舟センター、まちなか観光情報センター、浮島の森、神倉神社、川原家横丁などを計画しておりまして、これは県のフリーWi-Fiは、アプリを1回入れますと、そのスポットに来ると自動的にWi-Fiにつながるというようなシステムになってます。
◆11番(濱田雅美君) 私が市内を回ったときに、個人の店舗とかにそういうWi-Fi利用できますというのとは、また別の事業なんですね。
◎企画政策部次長兼
商工観光課長(中前偉君) それとはまた別のものでございます。
◆11番(濱田雅美君) わかりました。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 1番、北村議員。
◆1番(北村奈七海君) 27ページの教育費の中の旧丹鶴小学校解体事業のことについてなんですが、これは設計業務委託料ということなんですが、これはまた実施解体にも費用がかかるということでよろしいんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 北畑
教育総務課長。
◎
教育総務課長(北畑直子君) 解体をするための事前の設計業務でございます。
◆1番(北村奈七海君) ありがとうございます。なので、設計をして、また今度解体するということやと思うんですけど、そしたら、これとはまた別に解体時のお金もまたかかってくるということでよろしいですか。
◎
教育総務課長(北畑直子君) 解体をするための費用を積算してもらうための設計業務委託料でございます。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。そしたら、この設計のお金とあと実施の解体するお金というのは、まだ実施のお金は見えてないのかもしれないですけど、これって文化複合施設の今総事業費55億円と言われてる中に入ってくるんですか。
○議長(榎本鉄也君) 片山部長。
◎教育部長(片山道弘君) 丹鶴小学校の解体費用につきましては、文化複合施設の事業費の中に入ってございます。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。そしたら、これを設計して解体して、その後また今度、解体後にも今やってるような試掘もされるんですかね。
◎教育部長(片山道弘君) 文化複合施設建設予定地は、解体する場所は全て調査しなければならないと思っております。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。それは結局、全部文化複合施設の総事業費の中に含まれてるので、総事業費としては55億円で、それ以上かからないというふうに考えたらいいんですか。
◎教育部長(片山道弘君) 今の時点では55億円の中で予定してございます。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。そしたら、これって大体どれぐらいの期間で設計業務をして、その後、実施解体をして試掘をしていくスケジュールで動いていかれるんですか。
◎教育部長(片山道弘君) 今回補正で上げさせていただきまして、今年度中に解体の設計をいたしたいと思います。平成28年早々に事業費が確定してると思いますので、平成28年度の予算に計上させていただいて、できればすぐに入札にかけたいと。ですから、工事にかかりたい時期が平成28年6月か7月ごろにはかかりたいというふうに思っております。
◆1番(北村奈七海君) そしたら、じゃ丹鶴小の解体事業は平成28年度の6月に解体予定ということですね。 はい、わかりました。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 1番議員と16番議員の質疑とちょっと重なって、端的に残りを聞かせていただきたいと思うんですけども、まず遺跡が出てきたということで、発掘されたということで。実際、丹鶴小学校の解体が終わった後の用地も発掘されるんでしょうか。その辺いかがでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 畑尻
文化振興課長。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) 先ほど片山部長のほうから答弁ありましたように、丹鶴小学校の跡地については全面調査対象地域ではありますけれども、どこに基礎が来るかとか、その工事によって遺跡が破壊される部分以外の部分については調査は必要ないというようなこともございますので、そういったことについて、今後、県の
教育委員会の御指導を仰ぎながら進めてまいりたいというふうに思っております。
◆4番(大石元則君) ちょっと気になったのは、市長が、宝物である可能性もあるんで、そういう文化資産は大事にしていきたいというお答えがあったんで、ちょっと確認させていただいたんですけども、その点含めていかがでしょうか。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) あくまで文化財保護法にのっとって、その遺跡の構造物のところを本格調査を行って、記録作成をして、文化財と歴史を保存するという措置をとっていこうということでございまして、事業が決して行えないという地域になるというふうには考えてございません。記録、保存が大切だということでございます。
◆4番(大石元則君) 発掘されたものについては貴重なものは残していくと。それで、基礎工事にかかるということは、その用地に関しては、ケース・バイ・ケースでしょうけども、建築上、深く掘り下げるということは、遺産として残す可能性はちょっと少ないように聞こえたんですけども、それでよろしいでしょうか。
◎
文化振興課長(畑尻賢三君) 工事によってその遺構が破壊されるような場所についてはきちっと記録、保存、残しなさいということでございますので、そういった措置を講じてまいりたいというふうに考えております。
◆4番(大石元則君) よくわかりました。 あと1点なんですけど、時期的に来年の6月か7月に解体作業に入りたいという御答弁だったように思うんですけれども、一応500万円近くの設計見積もり、解体のための予算を上げられて、大体でいいんですけど、最低、丹鶴小学校の建物で実際解体するとしたら幾らぐらいかかるものなんでしょうか。
○議長(榎本鉄也君) 片山教育部長。
◎教育部長(片山道弘君) 1億6,700万円ぐらいではないかというふうに思ってございます。
◆4番(大石元則君) どうもありがとうございました。 以上です。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 議事進行。12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) その文化複合施設の建設で、総事業費が55億円の中で、いわゆる埋蔵文化物の調査費用及び丹鶴小学校の解体費用が含まれてるというのは、ちょっと今までの説明とは違うんじゃないかと思うんですけど、その辺ちょっと議長に確認していただきたいと思うんですが。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの議事進行につきまして、暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時43分
---------------------------------------
△再開 午後2時09分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの議事進行についてでございますが、議事進行の内容は、55億円という建設工事の中に今回の試掘(及び本掘)調査の費用が入ってるか入っていないかという点でございまして、当初の当局の説明では、その調査の費用は入っていないとされてきていたが、新たに発生する経費ではないかという御指摘でございました。 今回の議事進行の上田議員に申し上げます。今回の試掘及び本掘調査費につきましては想定外、不測の事態でございますので、それに要する費用の過多が不明であるということから、現在のところ基本的には新たに加わる分ではないとの当局の考え方であります。ということで御了解願います。
○議長(榎本鉄也君) 12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) 今回、先ほど来、旧丹鶴小学校敷地内での遺構の試掘による調査によって、埋蔵文化財の調査という新たな課題が出てきたように思われるんですが、その辺が当局が55億円でおさめていく、当初よりその費用を想定していたかどうかという課題につきましては、非常に疑義が残るところでありますんで、これはちょっと一般質問でさせていただきます。
○議長(榎本鉄也君) よろしいですか。 (「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 議事を進めます。2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) もう一度、先ほどのほかの方の質疑も踏まえての広角に関してなんですけども、一つわかったこととしては、上田議員とかの質疑からも、採算面の調査を市としては予定は今回の予算の中ではしていないということ、今後、国との協議の中でお願いしていきたいということであって、国がしてくれるかどうかもまだわからないということ。それから、市として調査項目としては、国との土地の整理と、駐車場・トイレ、情報発信、地域連携の三つの機能の施設の配置、それから基本設計をするということなんですけども、基本設計というと、ほかの施設とかの感じからすると、もう建物のある程度の形ははっきりと決めるという理解でいいんですかね。もうこの施設はこの規模の面積というような形で設計をされるというふうに理解していいんですか。
○議長(榎本鉄也君) 新谷課長。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) まずは、施設の規模、配置計画に基づくその規模ということが一番重要になってこようかと思います。その中で、国交省との協議の中で、また市の中でもどういった機能を盛り込んでいくかということで、議員お話のように、そういった中の構造でありますとか、そういうところまで入っていくんかどうかというのは、この基本設計の段階ではちょっとまだ今のところは答弁を差し控えさせていただきますけども、国交省との協議が進んでいけば、そういうところまで入っていけるのかなというふうに考えております。現段階では、まだ国交省との協議は調ってございません。
◆2番(並河哲次君) 市だけでやるわけではないというところで難しい部分があるのかなとは思うんですけども、すごく国交省との協議というところの御答弁が多くて、実際にどこまで具体的に何をこの予算でするのかというのが非常にわかりにくいというふうに思います。逆に、こちら側からこれは絶対にすべきであると思うのは、先ほどのこれに加えて採算面の調査というのは、国との協議の中でという話かもしれないですけども、絶対にやらないといけないと思います、絶対にそれを。 先ほどの、僕もちょっと話させていただきました公民連携とかというところも踏まえた、PPPとかも踏まえた検討というのも、これからの国との調整の中で話してみますというレベルだと思うんですけど、先ほどまでの答弁だと。それも、採算性というところを考えたり、今後の本当にやるということで、今、市長の先ほどの答弁でやる方向で進めていくということなんで、ちゃんとそこまでの調査は絶対にしないといけないと思います。この予備調査の後にそういった採算面の調査とかというのを新たに設けるんですか、足りない、もしできなかったら。国もしてくれないというふうになったら、採算面の調査とかというのをこの後にまた設けるんですか。それとも国と調整して、そこは絶対に市としてやるんですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 現段階では庁内協議もそこまで調ってございませんので、極力、国にお願いできる部分については国のほうにお願いするという姿勢は変わってございません。そういった中で、今、議員御指摘のような調査も、必要な調査がほかにもあろうかと思いますので、その点も含めまして、まずは庁内協議でももみまして、また必要な分については議会のほうにも御相談させていただきたいというふうに思っております。
◆2番(並河哲次君) この項目についての質疑は以上なんですけども、非常にこの事業を進めていくに当たって、余りにも予算の中身がふわっとしているのじゃないかなと思います。また総務建設委員会のほうで議論していただきたいと思います。 それから、歳入のほうなんですけども、11ページで、この都市再構築のほうの事業がもう平成26年度から始まっているということなんですけども、これは先ほどの試掘とか、今後試掘だけじゃなくて、もしかしたら本掘をやらないといけない、まだそこはわからないということなんですけども、平成27、28、29、30年度まで、一応この都市再構築自体は平成26年度からもう始まっていて、平成30年度で終わらないといけないということでいいですか。もし試掘、本掘で延びた場合にはどういった形になるんでしょうか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) この都市再構築戦略事業については、平成26年度から平成30年度までの一応5カ年計画が計画期間となってございますので、一応現時点ではそこまでの事業年を見込んでございます。
◆2番(並河哲次君) その延びた場合のケースについて、国のほうに聞かれて考えられてることはないんですか。
◎
企画調整課長(新谷嘉敏君) 現在、県を通しまして、国のほうにもそういったことを相談してる段階でございます。
◆2番(並河哲次君) わかりました。その次なんですけども、臨時財政対策債で7,260万円なんですが、これはどこに充てられてるんでしょうか。ちょっとわからなかったんですが。
○議長(榎本鉄也君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) これは一般財源となる部分でございますので、今回、基金の積み立て等もございますので、そのほか一般財源に関する部分に充当していくというところでございます。
◆2番(並河哲次君) 基金の積み立て含め、いろんなところに充当されてるという、分けて充当されてるという理解でいいですか。
◎財政課長(小谷充君) はい、そうですね。一般財源に関する部分ですので、その他含めた一般財源のところに充当という形でございます。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 1番、北村議員。
◆1番(北村奈七海君) またちょっと教育費のところで質疑があるんですけど、先ほど片山部長が実施解体のお金が1億6,700万円ということで、すごい明確な回答をいただいたんですけど、それやったら、私としては設計業務をやってから見積もりが出るのかなと思ってたんですけど、何かすごいしっかり見積もりが出てるのはどういう根拠があるのかなと思って。それがちょっと聞けたらなと思ったんですけど。
○議長(榎本鉄也君) 北畑課長。
◎
教育総務課長(北畑直子君) 先ほど部長が申し上げた金額につきましては、内部の3カ年協議の上で試算した数字であります。この試算は何に基づくかと申しますと、蓬莱小学校を解体した実績に、何年かたっての解体でありますので、資材とか人件費の高騰を見込んで平米単価を算出した上での数字でありますので、これはあくまで試算でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆1番(北村奈七海君) わかりました。先ほどその背景がわからなかったので、設計は要るのかどうかなと思ってしまったので。わかりました。そしたら蓬莱小の解体をもとにしてるので、これだけの算出ができてて、ただ、やっぱり設計業務でしっかり見積もりを出していかないといけないということですね。はい、ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり、各
常任委員会に分割付託をいたします。
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△日程13 議案第58号 平成27年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程13、議案第58号、平成27年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第58号、平成27年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 国保1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定において、予算総額に4,499万1,000円を追加し、補正後の予算を49億5,987万9,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いします。 3歳出、3款後期高齢者支援金等1項1目後期高齢者支援金82万円の増額は、後期高齢者支援金の決定により補正するものでございます。 国保12ページをお願いいたします。 4款前期高齢者納付金等1項1目前期高齢者納付金4万6,000円の増額は、前期高齢者納付金の決定により補正するものでございます。 国保14ページをお願いします。 8款保健事業費2項1目保健事業費39万3,000円の増額は、脳ドック助成事業の定員拡大により補正するものでございます。 国保16ページをお願いします。 11款諸支出金1項3目償還金4,373万2,000円の増額は、平成26年度療養給付費負担金の決定により補正するものでございます。 続きまして、歳入を御説明いたします。 国保8ページにお戻り願います。 2歳入、4款療養給付費交付金1項1目療養給付費交付金につきましては、療養給付費交付金1,046万1,000円を充当するものでございます。 6款県支出金2項1目財政調整交付金につきましては、財政調整交付金39万3,000円を充当するものでございます。 9款繰越金1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金4,393万7,000円を充当するものでございます。 10款諸収入3項1目雑入につきましては、980万円を減額するものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程14 議案第59号 平成27年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程14、議案第59号、平成27年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第59号、平成27年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 後期1ページをお願いいたします。 第1表では、予算の総額に707万6,000円を追加し、補正後の予算を7億7,543万5,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 後期10ページをお願いいたします。 3歳出、2款後期高齢者医療広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金707万6,000円の増額は、平成26年度分の繰越保険料で、広域連合へ納付するものでございます。 続きまして、歳入を御説明いたします。 前のページ、後期8ページにお戻り願います。 2歳入、5款繰越金1項1目繰越金707万6,000円の増額につきましては、前年度からの繰越金でございます。 以上、まことに簡単でございますが、
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程15 議案第60号 平成27年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(榎本鉄也君) 日程15、議案第60号、平成27年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 河邉
健康長寿課長。
◎
健康長寿課長(河邉弘ミ子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第60号、平成27年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成27年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,006万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億5,221万3,000円とするものでございます。 今回の補正は、正職員1名の産休取得に伴う事務補助員として臨時職員採用による賃金、平成26年度の介護保険料余剰金の積立金、第1号被保険者保険料還付金及び国庫、県費等負担金の精算による償還金を計上させていただいております。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 介護10ページ、11ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費142万6,000円は、臨時職員の雇用に係る賃金であります。 介護12ページ、13ページをお願いいたします。 3款基金積立金1項基金積立金1目介護給付費準備基金積立金2,170万9,000円は、平成26年度介護保険事業に係る介護保険料の精算残額を介護給付費準備基金に積み立てするものでございます。 介護14ページ、15ページをお願いいたします。 7款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目第1号被保険者保険料還付金36万1,000円は、平成26年度決算時における介護保険料還付未済金の還付分でございます。 3目償還金4,657万円は、平成26年度地域支援事業及び介護給付費に対する国庫、県費、支払基金への精算による返還金であります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 介護8ページ、9ページをお開きください。 2歳入、8款1項1目繰越金7,006万6,000円は、前年度からの繰越金であります。 以上、簡単ではございますが、説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程16 議案第61号 平成27年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程16、議案第61号、平成27年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩崎
生活環境課長。
◎
生活環境課長(岩崎誠剛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第61号、平成27年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 蜂伏の1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ277万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,090万7,000円とするというものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 蜂伏の10ページをお願いいたします。 2款1項1目の蜂伏団地共同汚水処理施設基金積立金でございますが、277万8,000円を増額して708万8,000円にするという補正でございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 蜂伏8ページをお願いいたします。 4款1項1目の前年度繰越金に277万8,000円を増額し、277万9,000円とするものでございます。これは、平成26年度の繰越金が確定したことによる増額でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程17 議案第62号 平成26年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程18 議案第63号 平成26年度新宮市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
△日程19 議案第64号 平成26年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定について
○議長(榎本鉄也君) 日程17、議案第62号、平成26年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程19、議案第64号、平成26年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についてまでの3件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 本3件は、提出者の説明を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、本3件については、提出者の説明を省略することに決定しました。 お諮りいたします。 本3件の取り扱いについては、
特別委員会を設置して付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第62号、第63号及び第64号については
特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。 なお、
特別委員会の名称及び委員構成は、議案第62号については平成26年度一般会計等決算審査
特別委員会とし、委員は8名。次いで、議案第63号及び議案第64号については平成26年度企業会計決算審査
特別委員会とし、委員は7名で設置することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、
特別委員会の名称及び委員構成については、そのように決定いたしました。 なお、ただいま設置されました
特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長においてお手元に配付いたしております氏名表のとおり、平成26年度一般会計等決算審査
特別委員会の委員は、1番、北村議員、3番、杉原議員、4番、大石議員、5番、松畑議員、12番、上田議員、13番、東原議員、15番、松本議員、17番、大西議員、以上8名。 次に、平成26年度企業会計決算審査
特別委員会委員は、2番、並河議員、6番、前田議員、7番、福田議員、8番、辻本議員、11番、濱田議員、14番、田花議員、16番、屋敷議員、以上7名をそれぞれ指名選任いたします。 これより、
特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 なお、一般会計等決算審査
特別委員会はセンタービル2階会議室で、企業会計決算審査
特別委員会はこの福祉センター内の第1会議室において開催いたしますので、御了承願います。 これをもって、
特別委員会の招集通知にかえさせていただきます。
△休憩 午後2時37分
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△再開 午後2時53分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 各決算審査
特別委員会、正副委員長互選の結果について御報告いたします。 平成26年度一般会計等決算審査
特別委員会は、委員長に3番、杉原議員、副委員長に17番、大西議員、平成26年度企業会計決算審査
特別委員会は、委員長に2番、並河議員、副委員長に8番、辻本議員、以上のとおりそれぞれ選任されましたので、御報告いたします。
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△休会について
○議長(榎本鉄也君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、あす9月2日から7日までの6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、あす9月2日から7日までの6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(榎本鉄也君) 以上により、次回の本会議は9月8日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。 御苦労さまでした。
△散会 午後2時55分...